百恵ちゃん、凄い!
地味な工夫から生まれたのであろう、表現力。丁寧な音作り。
それらは目に見える魅力。
圧倒的なのは、何か得体の知れない空気感に音楽全体が包まれていること!歌い上げる部分の歌唱力だけでなく、低音で吐き捨てるようにつぶやいた時の「すかし」がこれほど魅力的なのは、やはり時代を背負って立った人だから、としか説明のしようがありません。「間」が凄い。
何曲かメロディーがベタつくものもありましたが、ほとんどがビートルズの曲のようにスタンダードの風格を持っています。
私はさだまさし渾身の名曲「秋桜」が聴きたくて手にしたのですが。
Hey! Ryudo! あんた最高だ!(ディスク2は全曲阿木-宇崎作品)
サビのメロディーだけでなく、Aメロも、そしてあろうことかBメロまでもがキャッチー。派手で上品なブレイク(間)。
そして阿木さんの訴求力の高い歌詞。
そこに百恵ちゃんの生真面目な表現力。で、時代が憑依。
どっかの国民みたいにすぐ癒されたがったり、メソメソしたがったりする人にも愛される作品群でしょう。
でも百恵ちゃんの歌はそういう使い捨て商品として以外の価値もあるように思いました。
ところで「J-POP」っていう言葉、そんなにいいですか?